【海外出産】破水から出産までの流れ。壮絶な体験でした・・

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妊娠41週目に突入したのに、まだ陣痛が始まる様子がありません。

前回の様子は→出産予定日を超過したのにまだ生まれない。正期産はいつまで?

なので先生と今後の予定ついて、改めて確認するために病院へ行った時、まさかのことが起きました。

海外出産!破水から出産までの流れを実体験でご紹介~その1~

破水発覚から一度家に帰るまでの流れ

いつも通り検診を受けるため、さく丸はベッドに横になって、先生が子宮の柔らかさをチェックしている時、さく丸は水のようなものが垂れてくるのを感じたようです。

ちょうどその場に先生がいたので確認してみると・・・

羊水だったことがわかりました!なんとこのタイミングで破水したんです。

後ほど本人に「もしあのタイミングで破水していなかったら、破水したかどうか分かった?」と聞くと「分からなかった」と言っていたので、ちょうど先生がいるときに破水して良かったです。

破水したので、すぐに入院かなと思ったのですが、お昼ご飯を食べて(午前中の検診だった)、入院グッズを家から持ってきてからでも良い、ということだったので、いったん帰宅。

☆今回準備した入院グッズはこちら☆→【実体験】入院する時に準備したい最低限の出産セットって?

海外出産!一度帰宅し、準備をして再度病院に行ってからの流れ

ご飯を食べ、入院グッズを持って再度病院に行った時、すごいなと思ったことがありました。

それは病院内できちんと連携が取れていたことです。

病院内であれば部署や科が違っても、患者の情報やすべきことの連携が取れているのが当たり前のようになっている日本と違い、上手に連携が取れないのがカンボジア。しかし今回は違いました!

こんなに物事がスムーズに運ぶのかと、連携の良さにびっくりしました。

良い医療機器や腕の良い先生が集まっているだけでなく、細かな部分でもしっかりしているところがすごいな~と感じました。

話を戻し、無事に病室に案内されると、子宮口から菌が入らないように抗生物質を注射されました。

いよいよ出産が始まるんだなぁと実感がわいてきます。

海外出産!入院から出産まで

病室に入ったのは午後2時くらいですが、陣痛が始まったのは午後4時頃だったので、出産に備えて午後5時くらいにご飯を食べました。

今回お世話になるプノンペンの病院は→プノンペンの産婦人科「ケマークリニック」を下見してきた

午後10時くらいには陣痛の痛みが強くなり、間隔も縮まり、さく丸もかなり痛みに耐えるのが苦しそうになってきました。午前0時前には子宮口が全開になったので分娩室に運ばれました。

それからは苦闘の始まりでした。

いきんでもなかなかベイビーは出てこず、助産師さんや先生も必死になって、さく丸のお腹付近を押しまくってベイビーが出てくることをサポートしていました。

お腹付近を押しまくっていたのは正直びっくりでした。

ここまでお腹を押しまくるのかと、心配になるくらいでした。。。

そして分娩室に入ってからいきみ続けること約2時間弱の午前2時近く。

ついにベイビーが誕生しました!

その瞬間、自然と涙があふれ出てきました。

ベイビーは2,990グラム、48センチでした。

少し落ち着いてから、陣痛から出産まで何が一番大変だったのか聞いてみたら、「いきみ」が一番大変で、一番痛かったのは分娩室に来る直前の陣痛とのことでした。

顔やおなかに力を入れるのではなく、子宮口付近への力の入れ方のコツをつかむのに時間が必要だったとのことです。

ちなみに私は分娩室での立ち合いが許されたのでずーっと一緒にいました。

私がやったこと

  • 手を握る
  • 汗を拭く、うちわであおぐ
  • スポーツドリンクを飲ませる
  • 励ましの声をかけ続ける(頑張っては使いませんでした。既に頑張っているため、意味がない言葉だと思ったので、「あともう少しだよ、あと少しでベイビーに会えるよ」など積極的な掛け声のみを掛けました。)

無事に出産が終わったのち、切開した会陰を縫合し、分娩室を後にしました。

しかしこの後、思いもがけない大変な事態が待っていたのです。

大量出血により意識を失いICUへ運ばれる

分娩室から病室に戻ってきてから少したった頃、さく丸の様子が急変しました。

一度は止まったはずの血が再び出てきて、意識を失いそうになったのです。

意識がなくならないようにと、とにかく話しかけたり質問したりと、沈黙の時間を作らないようにと必死でした。

そしてこのままではまずいと、もう一度処置室に運ばれることに。

私も付いていこうとしたのですが、ベイビーを見ててと言われ、ベイビーと二人きりに。

ベイビーはすやすやと眠っていましたが、私は不安と恐怖に襲われた約2時間でした。

その後突然先生から呼び出され、最悪のことを考えながら処置室に行くと、意識がもうろうとしているさく丸がいました。

早朝5時頃に、友人たちが駆け付けてくれ、彼らの顔を見て少し緊張が解けて号泣。。

そして少しさく丸の様態が落ち着いてからICUに運ばれました。


出血の原因ははっきりわかりませんが、胎盤が上手にはがれなかったというのが濃厚な原因です。

ヘモグロビン値は4.2まで落ちました。(平均値は12~16)

それでもなんとか持ちこたえ、ICUに入っている間に食事も食べられるようになりました。

ICUなのに、家族は患者一緒に食事も食べられるし、面会時間も自由なのがカンボジアらしかったww

結局、ICUに2日間入り、その後一般病室に戻ってさらに3日間入院しました。

退院時のヘモグロビン値は5.2でしたが、絶対安静を条件に帰宅しました。

何はともあれ、崖っぷちから無事に生還し、自宅に帰ってこれたのは本当に良かったです!

今回の経験を通して、出産は命がけであること、母子ともに健康な状態で退院できることも奇跡なんだと実感しました。

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