妊娠36週目から出産までは、毎週の検診とノンストレステスト(NST)をすることになりました。
前回の検診の様子は→妊娠36週目でノンストレステスト(NST)を実施。費用は?
今回は妊娠37週目の検診内容と、出産前後に使用する部屋について、そしてカンボジアで出産することについて改めて感じたことをまとめました。
妊娠37週目の健診で行ったこと
妊娠37週目の検診では、前回も行ったノンストレステスト(NST)に加えて、子宮口のチェックも行いました。
妊娠中は膣の自浄能力が弱くなっているため、カンジダやトリコモナスといった感染症を起こしやすくなります。
万が一この菌が膣に付いていると、子宮内に感染して早産の原因になったり、出産のときに赤ちゃんに移る可能性があるので、菌の有無を確認する必要があります。
菌が発見された場合は、洗浄や外用薬によっての治療が必要になります。
幸い、さく丸は問題なかったようです。
出産前後に使用する部屋を下見した
定期健診の後に、先生にお願いして、出産前後に使用する部屋の下見ができるか聞いたところ、OKが出たので下見してきました。
部屋のタイプは2種類あって、違いは部屋の広さだけです。
写真はケマークリニックのカタログからですが、入院のタイミングで詳細レビューをする予定です。
カンボジア人は大家族が基本で、イベントはもちろん、普段の買い物から3世代で行動することが多いので、必然的に大きな部屋の需要がたくさんあります。
設備はホテルと同等の設備にプラスして、トイレやシャワーなどに手すりがついていて、妊婦さんに優しい設計になってました。
入院する部屋も見れて、出産前後のイメージがまた具体的になりました!
カンボジアで出産することを改めて考える機会になった
今回、妊娠が分かった時からお世話になっている、ケマークリニックでの検査や出産の流れについて一通り分かったので、カンボジアで出産することについて改めて考えてみました。
ケマークリニックについては→プノンペンの産婦人科「ケマークリニック」を下見してきた
日本とカンボジアで同じ検査をするのか分かりませんが、カンボジアでもいろんな検査をするんだな~と驚いています。
そして医療設備もしっかりしていることも分かってきました。
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というのも、カンボジア人の友達のほとんどは、ケマークリニックのような設備の整った病院で出産はしません。
もっとローカルな病院だったり、助産師を家に呼んで出産したり、出産までに4~5回くらいしか病院に行かなかったりと、とりあえず産めればいいという感じの人が多いんです。(経済的な事情がほとんどですが・・)
だから彼らとお話ししても「どんな検査をするのか、どんな設備があるのか、万が一の時はどうするのか」という話よりも、『出産までにいくらかかったかとか、出産時や陣痛が来た時はどうだった』とかの話がほとんどで、こっちが知りたい情報が聞けないんです。
当然、カンボジアに住んでいる日本人の友達も、カンボジア人の出産事情しか知らないので、カンボジア=日本人は出産できない(医療技術や衛生問題的に)っていうイメージを持っている人が多いです。
でも今回みたいに、妊娠から出産までを自ら経験すると、カンボジアでの出産も全然問題ないのかな~とも思います。
私が持っていたマイナスイメージも大分消えたし、周りから聞く情報もあまりあてにならないことも実感できました。
まだ無事に出産できたわけではないので、断言はできませんが、このあたりの情報は機会があったら少しずつ友達に広めていきたいです。
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