カンボジアに世界で9番目に大きい空港が誕生?!

時事ネタ
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2020年7月3日に、新しいプノンペン国際空港建設プロジェクトの調印式典が開催されました。

新しい空港は世界で9番目に大きな空港になる予定です。

新しいプノンペン国際空港の場所はどの辺り?

プノンペン市中心部から南方30kmのタクマオに建設されます。

現在のプノンペン国際空港は、街の西側にあるので大分離れていますね。

でもタクマオ方面はプノンペンに比べると、渋滞も少ないし、住宅も密集していないので、便利になるかもしれません。

これを機に地下鉄とかモノレールが整備されると、さらに発展する可能性はありますが、現時点では未定です。

現時点で決まっている建設スケジュール

新しいプノンペン国際空港は3つのフェーズに分けて工事が進んでいくようです。

第1フェーズは2023年までに実施され、旅客ターミナルビル、滑走路、管制塔を含む40以上の施設が建設され、基本的な空港設備が整う予定です。

そのため2024年からは新しい空港を使うことになりそうです。

その後、第2フェーズは2030年までに、第3フェーズは2050年までの完了を目指し、最終的には年間5,000万人の訪問者を迎えられるようになります。

現時点での世界9番目の空港はどこ?

正式なデータはありませんが2つあるようです。

  1. タイ・スワンナプーム空港
  2. エジプト・カイロ国際空港

スワンナプーム空港は何度も利用したことがありますが、免税店が並んでいる辺りは結構な距離があります。

ターミナルの移動も端から端だと600mくらいあるので大変です。

現在2本の滑走路で運用していますが、来年あたり3本目の滑走路が完成するようで、さらなる発展が見込まれています。

プノンペン新空港の需要はあるのか?

実は管理人は飛行機が好きなので今回の空港新設の件はとても興味があります。

結論を率直に言うと、コロナ発生前の状態が続いていれば、需要はあったと思います。

カンボジアを訪れる観光客は年々増えていましたし、2019年にターミナルの改修工事が終了し、利便性が向上し、扱える旅客数が増加したとはいえ、数年後にはキャパオーバーが予想されていました。

しかし観光客が年々増加しているとはいえ、離発着のスケジュールを見ると、まだまだ余裕があります。

特に朝と夜のラッシュ以外の時間です。

仮にその時間帯に5分に一機の飛行機を離発着させるスケジュールを組んだとすると、数十機の飛行機を新たに就航させることができるキャパが残されています。

しかしコロナの影響により状況は一変しました。

これから少しずつ旅客数は増えていくと思いますが、コロナ発生前の状況に戻るのは数年かかるはずです。

その時の旅客数がコロナ発生前の水準に戻ったとしても、さらに増加するまでにはもう数年必要となります。

その段階に入ってから新空港建設を進めても十分な気がします。

いずれにしても、これから先のことは予想できないですし、工事計画が認可された以上、どのような空港になるのか楽しみにしながら待つしかないですね。

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