妊娠初期に見られる5つのつわりの症状とは?いつまで続くの?

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妊娠した方の9割以上が経験するとも言われる「つわり」ですが、どんな症状が現れるのでしょうか。そしてどれくらいの期間「つわり」の症状は続くのでしょうか。

妊娠初期に見られる5つのつわりの症状とは?

嘔吐・吐き気がする

常に胃や胸がむかむかしている状態が続きます。朝起きてから水を飲んだり、ヨーグルトを食べて胃を動かすと吐いたり、空腹時・満腹時に吐くこともあります。吐こうと思っても吐けない、いつまでも吐き気が続く時もあります。

空腹時は胃の中が空っぽのため、出てくるのは胃液のみということが良くありますが、スープやおかゆなどを少し食べるだけで一旦落ち着くこともあります。

イライラする・頭痛がする

生理前後に現れる症状と同じような症状で、頭がズキズキと痛んだり、些細なことにもイライラしたりする時があります。

眠気がする・何もしたくない

常に体がだるい、いくら寝ても寝不足のように感じることがあります。眠気で頭がぼーっとする、テレビを見ていても内容が全く入ってこない、何もする気にならない時もあります。

匂いに敏感になる

普段は特に気にすることのない匂いが気になり、気持ち悪くなったり吐き気がしたりします。例えば、ご飯の炊ける匂い・冷蔵庫の匂い・香水の匂いなどです。

食の好みの変化

今まで好きだったものが食べたくなくなったり、嫌いだったものが食べたくなることがあります。つわりが終わると元に戻る人もいれば、出産後でも食の好みが変わったままの人もいます。

つわりが始まる時期は?いつまで続くの?

つわりは妊娠4週目くらいから始まり、妊娠15週目くらいまで続きます。妊娠4週目くらいから食欲不振・吐き気・嘔吐といった初期症状がみられ、徐々にひどくなっていく人もいれば、あまり変化しない人もいます。

妊娠13~15週目頃になるとつわりの症状が自然に消えることが多いですが、個人差があるため出産まで軽度の症状が続く人もいれば、一度症状が無くなっても妊娠後期になって再発する人もいるようです。

つわりがいつまでも続く・症状が重症の場合は、産婦人科に足を運び、先生に相談してみましょう。

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つわりの症状を少しでも和らげるためにできる4つの対処法とは?

無理をしない

つわりの症状に苦しんでいるときにしたい一番大切なことは「無理をしない」ことです。でも意外にできていない人が多いようです。つわりが辛い時でも、普段の家事をしないといけない責任感やプレッシャーを感じ、無理をしてでも動いてしまう人がいます。

しかし妊婦さんの体は赤ちゃんを育てる準備をしている時なので、知らず知らずのうちに体力を使っていて、疲れが溜まっていきます。体の疲れにつわりの症状が加わると、妊婦さんにかかる負担はさらに大きくなるため「無理をしない」ことは本当に大切です。

水分補給をしっかりする

つわりの症状の一つである「嘔吐」が続くと、体内の水分量が不足してきます。すると脱水症状を起こし、頭痛や体のしびれなどが発症する可能性もあり、体へのダメージは大きくなります。

脱水症状を防ぐために、水やスポーツドリンクをこまめに飲むことも忘れないでください。

すぐ食べられるものを近くに置いておく

ビスケット・クラッカー・キャンディーなどを食べると、「吐き気」の症状がおさまる時があります。一口食べるのと食べないのとでは、その日一日の体調を左右する事もあるほど違いが出ることもあるので、何かを口に入れることは大切なことです。

気分転換やストレス解消をできるだけする

つわりがしばらく続くと、自分の思うように動けなくなったり、家の中にいる時間が長くなるので、ストレスが溜まっていくかもしれません。そんな時、もし少しでも動ける余裕があったら、自分の好きなことをしたり、友達としゃべったりして気分転換をしましょう。

家事も大切ですが、自分の体と赤ちゃんも大切です。特に妊娠初期は家事よりも自分の体調を優先することを考えたほうが良いかもしれません。

そのために家族の協力は必要不可欠です。体のだるさやつわりの大変さは体験している自分しか分からないので、普段通り家事ができなくても、家族が理解を示してあげるだけでも妊婦さんにかかるストレスや負担を軽減することができます。

つわりが起きる原因は解明されていない?

つわりの原因はまだ解明されておらず、今現在も解明に向けて研究がなされている最中です。しかしいくつか考えられる要因はあるようです。

  • 妊娠してホルモンバランスが変化し、母体が体の変化の影響に慣れていない
  • 胎盤から分泌されるホルモンが、嘔吐中枢などを刺激するため
  • ビタミンや他の成分不足からくる代謝障害・血糖の変動・精神的な影響のため

原因が解明されると、つわりの症状を抑える薬や治療方が見つかり、つわりで苦しむ人が減るかもしれませんね。

医学の進歩は凄まじいのに、つわりの症状が解明されていないというのも興味深いことです。それだけ妊娠というのは神秘的なものという事なのでしょうか。

つわりの症状と対処法を知って、無理せずに過ごしましょう。

この記事で紹介したつわりの症状や対処法は代表的なものですが、覚えておいていただきたいこととして、つわりは個人差がとても激しいということです。

しかし全ての妊婦さんに共通して言えることは、「無理せずにゆっくり過ごす」ことです。この時期に無理をすると、つわりの症状が悪化したり、体調不良がいつまでも続く可能性があります。

自己管理も妊婦さんの大切な仕事ということを意識しましょう!

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