【実体験】海外で生れた赤ちゃんのパスポート・ビザ取得の流れ

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赤ちゃんが生まれてから、最初にやらなければいけない手続きは、パスポートとビザを取得することです。

そこでこの記事では、海外で生れた赤ちゃんのパスポート・ピザ取得の流れを紹介したいと思います。

すべてカンボジアで行った手続きで、国によって多少の違いはあるかもしれませんが、参考にしていただけると嬉しいです。

【実体験】海外で生れた赤ちゃんのパスポート・ビザ取得の流れ

パスポート取得までの流れ

簡単な流れは次の7ステップです。

  1. 出生届と出生証明書を大使館に提出
  2. 本籍地の市区町村長に上記書類を大使が送付
  3. 本籍地の市区町村長が受け取り
  4. 戸籍が登録されたら、戸籍謄本あるいは抄本を取得
  5. 戸籍謄本あるいは抄本を日本から送ってもらう
  6. パスポート申請用紙と戸籍謄本を大使館に提出
  7. パスポート受け取り

出生届と出生証明書を大使館に提出・送付

病院から発行される出生証明書と日本語翻訳、そして出生届を持って大使館に行きます。

日本語訳は出生証明書と同じようなフォーマットで作る必要があります。

ネット上に翻訳サンプルもあるので、翻訳会社に依頼しなくても、個人で翻訳できると思います。

ちなみに大使館への出生届提出は、赤ちゃんが生まれてから3カ月以内が期限なので注意してください。

本籍地の市区町村長が受け取り・登録

大使館に提出した書類が日本に発送され、本籍地の市区町村長が受け取ると、戸籍登録が行われます。

ちなみにカンボジア大使館に書類を提出してから、戸籍が登録されるまでに約2カ月かかりました。

戸籍が登録されたら、戸籍謄本あるいは抄本を取得

戸籍が登録されたら、パスポート取得の行程の半分は終了ですが、まだ半分あります・・・

折り返しとなった次の行程は戸籍謄本・抄本の取得します。

が、面倒なことが。。

戸籍謄本・抄本は、赤ちゃんの両親が役所の窓口で申請すれば問題ないのですが、それができない場合、親・親戚、友人などに代理人となってもらい、取得手続きを進めないといけません。

その際必要となるのが、戸籍謄本申請書と委任状です。

ちなみに我が家は私の母にお願いして、戸籍謄本を取ってもらいました。

無事に戸籍謄本が取れたら、日本から送ってもらいます。

日本からカンボジアまではEMSで送ってもらい、受け取るまでに約10日かかりました。

パスポートと戸籍謄本を大使館に提出

日本から戸籍謄本が届いたら、戸籍謄本・パスポート申請用紙・写真を持って大使館に行きます。

カンボジアの場合、2~3営業日で受け取れます。

受け取りの際、大使館から「赤ちゃんのパスポートを作りました」という旨が記された書類が発行されます。(正式名称は分かりません)

これはビザ申請の時に提出する書類ですので、大切に保管しましょう。

ビザ取得の流れ

赤ちゃんのパスポートができたら、入国管理局に行き、ビザの申請をします。

この際の必要書類は、国によって違いますので、要確認です。

ちなみにカンボジアは、

  • 両親のパスポートとビザのコピー
  • 赤ちゃんのパスポートのコピー
  • 婚姻届受理証明書(日本から取り寄せる必要あり)と、その英語訳
  • 妊娠3カ月のエコー写真
  • 大使館から発行された書類

などで、全部カラーコピーでの提出でした。

意外だったのは、エコーと婚姻届の提出です。

時折、子供をどこかから盗んできて、自分の子供ですよと、うその申告をしたり、児童売買目的で国を出る人もいるようで、そういった犯罪を防止するために必要なんだと思います。

海外で生れた赤ちゃんのパスポート・ビザの取得は時間がかかる

私の実体験をもとに、海外で生れた赤ちゃんのパスポート・ビザの取得の流れについてまとめました。

全ての期間をトータルすると約2か月半必要でした。

また大使館や入国管理局に何度も足を運ぶため、時間と体力が必要になります。

パスポート・ビザを申請する際は、時間と心に余裕を持って臨みましょう!

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